企業研修
当オフィスでは、従業員のメンタルケアや休職・離職防止を中心とした、企業研修やセミナーを実施しています。以下のようなニーズにお応えします。
- 従業員向けのメンタルヘルスケア研修
- 新入社員向けのメンタルヘルスケア研修および自分で考え動く力を育てる研修
- 管理職・OJTトレーナー向けの定着と業務を両立させるチーム作りのための研修
- 管理職・OJTトレーナー向けのラインケア研修
心理的な側面から業務や社内風土を見直し、安心して働ける職場を一緒に構築していきましょう。
ラインケアが求められる理由
ラインケアとは、直属の上司や管理監督者が部下の心身の変化に早期に気づき、相談や職場環境の調整などを通じて適切なケアを行う取り組みのこと。
企業でラインケアが強く求められる背景には、まずメンタル不調による休職・離職の増加が挙げられます。
実際、メンタル不調が原因で連続1か月以上休業、または、退職に至った事業所の割合は13%超とも報じられています。
次に、従業員が心身に不安を抱えたまま働くことは、生産性の低下に直結します。
また、ミスや欠勤、モチベーションの低下という形で企業の業績・コストに影響を与えます。
ラインケアにより異変を早期に察知し適切に対応することは、こうしたリスクを未然に防ぐ顕著な戦略となります。
さらに、法的観点でも重要です。
使用者には労働契約法第5条や労働安全衛生法において、従業員が心身ともに安全に働けるように配慮する「安全配慮義務」が課されています。
ラインケアの実効化は、企業のリスクマネジメントとしても必須の取組です。
以上のように、ラインケアは単なる福利厚生ではなく、定着率向上・生産性強化・法的リスク回避という企業にとっての重要な価値を有しており、今後ますます導入が加速するメンタルヘルス施策の柱と言えるのです。
新人研修プログラム
『辞めない・指示待ちしない新人を育てる“折れない心”の使い方』研修
— 人間関係ストレス・萎縮・比較を防ぐ心理習慣 —
近年、職場の人間関係ストレスや業務負荷によるメンタル不調が深刻化し、それに伴う休職・離職リスクが増大しています。
さらに、「指示待ち」傾向による新人の自律性の低さ、ミスを隠蔽しがちなことによる報連相の遅延は、組織の成長を阻む大きな壁です。
本研修は、これらの問題に心理学的な視点から切り込みます。
新入社員一人ひとりが、「折れないメンタル」と「自ら動き出す主体性」を獲得することを目的とし、結果として早期の戦力化と定着率の向上を目指します。
これは休憩を含んだおよそ4時間の研修プログラムです。ワークやディスカッション、心理テストなどを含み、飽きさせずに集中力を保ったまま受講していただく構成となっています。
【研修の概要】
1.導入:仕事を決めるのは「人間関係の質」
2.心理理解①:折れやすさの脳科学
3.簡易自己理解:自分の折れポイント診断
4. 主体性スイッチ:言われなくても動ける思考
5.自分軸 vs 他人軸:気疲れを減らす視点
6.嫌味なく相手が動く言葉術
7.怒りに巻き込まれない心の距離
8.言葉で心を整える習慣
9.行動計画:明日からの一歩を宣言
※随所でミニワークやロールプレイを実施します
🌸研修後にこんな効果が期待できます
人事視点
✅報連相が増える
✅ミス隠し・抱え込み防止
✅主体的行動の増加(指示待ち削減)
✅人間関係ストレス低減
✅早期離職の予防
✅教育コストの削減
受講者視点
✅不安・比較・緊張への対処力アップ
✅言葉で心を整えるスキル習得
✅人の目に振り回されない
✅視点(捉え方)の切り替えができる
✅心理的負担が軽くなる
✅主体的・自走型業務への移行
管理職・OJTトレーナー向けプログラム
『定着と業績を両立させる 自律型チームの作り方』研修
ー 折れない部下を育てる心理メソッド・指示待ち文化から抜け出そうー
近年、ストレス社会や人材流動化の影響により、職場でのメンタル不調・離職リスクが年々増加しています。
またリーダーには、ハラスメントのリスクを回避しながら、心理的安全性を保ち、部下の主体性を引き出す“育成とケア(ラインケア)”が求められています。
本研修では、新人研修で扱う「折れない心」のメカニズムをリーダー側の視点から掘り下げ、現場で活かせる指導技術としてインストールします。
人間関係ストレスを最小限にしながら、自立・自律した人材を育てる具体的なアプローチ習得を目的としています。
これは休憩を含んだおよそ4時間の研修プログラムです。ワークやディスカッション、心理テストなどを含み、飽きさせずに集中力を保ったまま受講していただく構成となっています。
【研修の概要】
1.導入:定着率と成果を上げる“自律型チーム”とは
→時代背景と課題を“自分ごと化”します
2.心理理解:部下の主体性を奪う“不安・比較”
→「部下が動けない」の本質を理解します
3.ラインケア:ハラスメントと指導の境界線
→「早期発見・悪化防止」の技術を習得します
4.主体性育成:指示待ちから「自走」へ
→部下の成長速度と報連相が変わります
5.フィードバック:叱っても折れない指導法
→信頼関係を壊さずに改善へ導けます
6.リーダー自身のメンタル保全
→リーダー自身を折れにくく
7.行動計画:現場に落とし込む実践策
→研修が「明日からの行動」に落とし込まれます
※随所でロールプレイやワークを実施します
🌸研修後にこんな効果が期待できます
人事視点
✅ 離職防止(採用・育成コストの削減)
✅ 心理的安全性の向上による生産性アップ
✅ 報連相の質向上によるミス減少
✅ ハラスメント発生リスクの抑制
✅ リーダーの教育工数削減
受講者視点
✅ 部下対応で悩む時間とストレスが低減
✅ 感情に巻き込まれない指導が可能に
✅ 難しい相手への境界線が引ける
✅ “叱っても折れない”伝え方がわかる
✅ フィードバックが建設的になる
認定心理士 堀もとこによる専門的なアプローチ×飽きさせないトーク
堀もとこが、これまで雑誌掲載や書籍の出版、数々の講演を通じて発信してきた「心理学を効率的に使用した人間関係のコツ」や「行動心理学に基づく相手の気持ちを察する方法」「相手が自分の思うように動く言葉の使い方」などのノウハウをもとに、従業員の心理的ケアに重点を置きつつ、自分の思考のクセに自ら気づき、変わろうと思える方法をわかりやすく解説します。
🟦顧問契約サービスご案内
企業研修は、一度の実施で大きな気づきや変化を生みますが、現場での実践や定着には継続的なサポートが欠かせません。
しかし、人事担当者さまや管理職の皆さまは、日々の業務に追われ、細やかなフォローまで手が回らないことも多いのではないでしょうか。
そこで、当方では研修後の継続サポートとして「メンタル顧問契約」をご用意しております。
✅月1回の定期訪問
✅従業員面談(個別フォロー)
✅メンタル不調の早期発見・対応
✅人間関係トラブルの火種を事前に消火
✅ハラスメント・指導の相談窓口
✅組織内コミュニケーションの改善提案
✅ストレスチェックの実施・分析
✅職場に合った声かけ・対応例のご提案
外部の専門家が第三者視点で関わることで、社内では話しにくい悩みやモヤモヤが早期に可視化され、離職やトラブルのリスクを抑えることができます。
「なんとなく気になる社員がいる」
「少し疲れた様子がある」
そんな“うっすらしたサイン”の段階で支援に入ることが、結果として企業の貴重な人材を守ることにつながります。
職場の“心の安全性”が整うと、従業員のパフォーマンスは大きく向上し、離職率の低下、生産性アップにも直結します。
専門家に任せられる部分は外注し、人事担当者のみなさまは本業に専念できるように──。
「社員が心穏やかに働ける会社」を共に育てていく伴走支援、ぜひご検討ください。